2002年6月

06/25 返還5周年記念「10HKドル紙幣」復活へ(香港)
06/25 タイガーバーム・ガーデン、取り壊し(香港)
06/25 日本人旅行客にプレゼント(台湾)
06/25 新札にブーイング(フィリピン)
06/10 3000年以上前の墓が発掘される(エジプト)
06/10 シチリア島を結ぶつり橋建設へ(イタリア)
06/10 北部国境で戦闘激化(ミャンマー)
06/10 空港鉄道の普通電車が開業予定(マレーシア)
06/10 100年に一度の大嵐(チリ)
06/10 詐欺メール被害が世界的に広がる(南アフリカ)
06/10 国旗をデザインしたおむつが大人気(イギリス)

 
バックナンバー
 
2001
>>

 

2002

1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11 12
 
地域別

 

海外旅行のニュースを紹介しているサイトの紹介。


 

 


06/25 返還5周年記念「10HKドル紙幣」復活へ(香港)

現地報道によりますと、香港政府は近く、香港返還5周年を記念して「10HKドル紙幣」の発行を始める模様です。

10HKドル(約150円)は、1994年から硬貨への移行が進められてきましたが、最近は偽造硬貨の増加が社会問題となっていて、紙幣の復活を決めたとみられています。

この「10HKドル紙幣」は、現在の特別行政区政府にとって、1997年の成立以来初めて発行する
記念すべき紙幣になるようです。



06/25 タイガーバーム・ガーデン、取り壊し(香港)

香港有数の伝統的な中国式庭園、タイガーバーム・ガーデンの一般公開部分が、取り壊し作業に入っている。住宅開発のため平地にされるという。

同庭園は、軟膏メーカーの胡文虎氏が作ったもので、67年の歴史を持つ。中国や道教の民話に登場する地獄の光景を描いた彫刻、絵画数百点を展示し、かつては旅行案内にも取り上げられていた。

1998年に香港の宅地開発大手に売却されたのを機に、一般市民からは保存を求める声が浮上。政府もこれに続いて売却先の企業と協議を行い、邸宅とプライベートガーデン部分を保存することで合意していた。(ロイター)



06/25 日本人旅行客にプレゼント(台湾)

日本人旅行客誘致の一端として、交通部観光局と(財)台湾観光協会で、“TAIWAN TOUCH YOUR HEART”のイベントを開催しています。

主な内容として、2002年6月1日〜9月30日の期間中、台北・中正国際空港と高雄の国際空港に到着した日本人旅行客に対し、先着1万名に「ひょうたん」の果実の中をくり抜いて乾燥した(酒や水を盛る)ひょうたんをプレゼントしています。

ひょうたんは、上述両空港の「観光局サービスセンター」でボーディングパスの控えと引き換えに受け取ることになっていますので、ご注意ください。



06/25 新札にブーイング(フィリピン)

独立記念日を6月12日に控えた フィリピンで、11年ぶりに 新たな紙幣が発行されました。ところが、その紙幣に登場する人物をめぐり 批判の声があがっています。というのも、流通し始めたばかりの200ペソの紙幣の裏に描かれているのが現職の大統領だからです。
 
その紙幣に描かれているのは、就任を宣誓するアロヨ大統領、去年1月にあった政権交代のシーンです。しかもほかの紙幣に登場しているのは、いずれも独立の英雄や亡くなった政治家です。
 
なぜ現職大統領を選んだのか、フィリピン中央銀行は、「国民が導いた政権交代を描いたもので、大統領の宣誓はその一部に過ぎません」と説明をしていますが、この説明を額面通りに受けとめる市民は少なく、「2004年に予定される次期大統領選挙への布石ではないか」との憶測も出て、波紋が広がっています。当のアロヨ大統領は、「中央銀行が決めたことで、私は指示していない」と釈明し、事態の静観を決め込んでいます。



06/10 3000年以上前の墓が発掘される(エジプト)

カイロ南部の砂漠で、3000年以上前のものとみられる7つの墓が発掘された。エジプト考古最高会議のハワス総局長によると、墓は泥レンガと石灰石で造られており、紀元前1567―1085年の新王朝時代のものとみられている。

発掘現場はサッカラにある古代王朝のピラミッド群の周辺で、埋葬されたのは聖職者や役職者の墓で、木棺のほかにライオンの像の一部や石で造られた装飾品も発見された。



06/10 シチリア島を結ぶ世界最長のつり橋建設へ(イタリア)

イタリア本土とシチリア島を結ぶ世界最長のつり橋が建設される見通しとなった。橋の建設は閣議決定されており、ベルルスコーニ首相は「今度こそ計画を実現させることを約束する」と述べた。

ルナルディ建設運輸相によると、着工は2004年末から2005年初めの予定で、完成には5―6年を要するとみられている。総工費は46億ユーロ(約5兆4000億円)。この橋の長さは3.3kmで、世界最長のつり橋となっているサンフランシスコの金門橋の約3倍に及ぶという。



06/10 北部国境で戦闘激化(ミャンマー)

ミャンマー北東部のシャン州で、政府軍と少数民族シャン族の反軍政武装組織、シャン州軍(SSA)の戦闘が激化しているもようだ。4、5日の戦闘では政府軍と軍政寄りの少数民族ワ族の武装組織、ワ州連合軍(UWSA)がSSAの反撃で大きな被害を被ったと報じられている。米国が多額の懸賞金をかけている麻薬業者、ウェイ・シュウ・カン容疑者(タイ名、プラシット・チーウィニットパンヤ)もUWSAの指揮官として戦闘に参加しているという。

タイ北部チェンライ県メーファールアン地区では流れ弾の危険から住民約2,000人が避難。軍は国境周辺に兵員を配備し、戦闘の行方を注視している。

国境も閉じられており、もちろん旅行者の出入国もできない状況が続いています。



06/10 空港鉄道の普通電車、6月19日に開業予定(マレーシア)

クアラルンプールのKLセントラル駅とクアラルンプール国際空港(KLIA)を結ぶ普通電車「KLIAトランジット」は、6月19日に運行を始める予定です。KLIAトランジットの運行開始により、ERLはこの4月に開業済みの空港特急「KLIAエクスプレス」と合わせて、当初の運営体系が確立する。

KLIAトランジットはバンダル・タシクスラタン、サイバージャヤ&プトラジャヤ、サラクティンギの各駅に停車。KLIAエクスプレスと同じくKLセントラルでマレー鉄道(KTM)と軽便鉄道(LRT)プトラに接続するほか、バンダル・タシクスラタンではKTMの通勤電車「KTMコミューター」と軽便鉄道(LRT)スターに接続する。

運行時間は30分ごとに1本。KLセントラルとKLIAの始発電車は午前5時32分発、最終電車は午前0時32分発。KLセントラル〜KLIAの所要時間は37分となっている。



06/10 100年に一度の大嵐(チリ)

チリはここ1世紀で最悪のあらしに見舞われており、少なくとも4人の死亡が伝えられた。エルニーニョ現象の再発を懸念する向きもある。首都サンティアゴ市内では多数の家屋が泥水で浸水し、金融市場の取引は中止に追い込まれた。また、アンデス山脈では、隣国アルゼンチンとを結ぶ主要道路が、大雪で通行不可能となった。

ラゴス大統領は国民向けに行ったテレビ演説で、現在の降水量が観測史上最高を記録し、20世紀最高とされる1926年の記録を上回ったことを明らかにした。同国政府によると、過去24時間の降水量は150ミリ以上。



06/10 詐欺メール被害が世界的に広がる(南アフリカ)

「コンゴ内戦のあおりで、巨額の武器購入費が宙に浮き、保管に困っています。貴殿の口座に金を預けさせてもらえれば、謝礼をさしあげます」――。南アフリカから発信された「詐欺メール」による被害が世界的に広がり、東京の南アフリカ大使館にも50件を超す相談が寄せられていることが分かった。同大使館によると、送金の準備費用などの名目で1億円を騙し取られた日本人もいる。南ア外務省は「国際的イメージが傷つきかねない」と懸念し、被害届を本国へ報告するよう在外公館に緊急通達を出した。

東京都内の男性会社経営者には昨夏、英文のメールが届き、「私は暗殺されたカビラ・コンゴ大統領の部下だった。大統領の死(昨年1月)で南アに政治亡命を申請中だが、武器購入資金の保管場所に困っている」と書かれていた。一時的に口座を利用させてくれれば、謝礼として送金手数料の20〜35%相当額を支払うとの誘いがあった。

同大使館によると、メールを受け取った人物が承諾すると、(1)送金許可取得に向けた南ア関係省庁への賄賂(2)送金のためのダミー会社設立費用(3)弁護士費用――などの名目で「金を貸して欲しい」と求められるという。この会社経営者も南ア国内の指定された銀行口座に複数回に分けて、計1億円を振り込んだ。だが、今春になっても約束は果たされず、騙されたことに気付いたという。



06/10 国旗をデザインしたおむつが大人気(イギリス)

エリザベス女王の即位50周年を控えた英国で、国旗がデザインされた洗えるおむつが、飛ぶように売れている。このおむつを販売したのはスコットランドの企業。通常は週平均50個しか売れないという洗えるおむつだが、27日から販売が開始となったこの愛国的おむつは、2日間で100個を売り上げた。

オーナーのヘリックさんはおむつ人気について、エリザベス女王の即位50周年だけでなく、開幕が迫ったサッカーのワールドカップ(W杯)の影響も大きいのでは、と分析。おむつは麻布製で肌触りがよく、洗濯ができることから、環境にも優しい商品となっている。