2001年12月

12/28 自由の女神へのフェリー再開(アメリカ合衆国)
12/28 デモ激化で非常事態宣言発令(アルゼンチン)
12/18 マラカニアン宮殿の一般公開が再開(フィリピン)
12/18
ピサの斜塔、一般公開(イタリア)
12/18 ヘーホー空港滑走路工事(ミャンマー)
12/18
ユーロ、市民向け硬貨配給始まる(ヨーロッパ)
12/07 トンガ消滅の危機(トンガ)
12/07 ハリー・ポッターのゆかりの地(イギリス)
12/07 友好橋の通貨可能時間の変更(ラオス)
12/07 アブ・シンベルに近代的観光センター(エジプト)
12/07 海外渡航情報の大幅な緩和

 
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12/28 自由の女神へのフェリー再開(アメリカ合衆国)

同時多発テロから100日目を迎えた20日、自由の女神があるリバティー・アイランド行きのフェリーが再開された。像の内部にはまだ入ることができないが、家族連れや観光客でにぎわった。

ローワー・マンハッタンのバッテリー・パークにある発着所には、新たにセキュリティーチェックが設けられ、かなり混雑し、乗船まで3時間近く待つ人もいたそうです。訪れる予定の方は時間的な余裕を持って行きましょう。



12/28 デモ激化で非常事態宣言発令(アルゼンチン)

巨額の政府債務のために経済危機が続くアルゼンチンで、住民による商店の略奪が首都ブエノスアイレスなど国内各地で発生し、店主の発砲などで住民5人が死亡した。デラルア大統領は集会などを禁止する「戒厳状態」を宣言した。現政権の政治責任を問う声が国内で強まり、カバロ経済財政相ら閣僚数人が辞任し、さらに大統領自身も辞任を表明した。

約20%の高失業率や公務員給与の遅配のため、国民には「食べ物を手に入れる金がない」と訴える声が広がっている。政府は前年比で支出を19%も削減する来年度予算案を国会に提出しており、超緊縮財政の下で国民多数の収入の減少が予想されるため、生活への危機感は募る一方だ。

アルゼンチン情勢の変化を受け、世界各地の金融市場にも影響があった。しかし、アルゼンチン市場では同国債がデフォルト(債務不履行)になるとの懸念から債券が全面安となった以外ではすでに市場に織り込み済みのようで、ブラジルも含め影響は最小限にとどまった。但し、アルゼンチン政府が通貨ペソの切り下げに踏み切るとの観測があり、予断を許さない。


 
12/18 マラカニアン宮殿の一般公開が再開(フィリピン)

改築工事などで閉鎖されていた、マラカニアン宮殿の 公開が再開されました。 尚、まだ全ての改築が終了していない為、見学できないところもあり、全て完成するにはさらに1〜2ヶ月かかるという事です。なお、ガイドつきの案内は当分見送られるそうです。

日時  毎週月曜日〜金曜日、9時半〜午後4時(入場は3時まで)  入場料 20ペソ

服装規定があり、基本的には上は半そでより長いもの、下はひざが隠れるもので、サンダル以外だそうです。カメラ、ビデオ、タバコ、ライター、バッグ、帽子などは持ち込み不可。


 

12/18
ピサの斜塔、一般公開(イタリア)

イタリアの観光名所、ピサの斜塔が大掛かりな修復工事を終え、約12年ぶりに一般公開されました。ピサの斜塔は1990年、傾斜が危険な水準に達したために一時閉鎖された後、総工費2500万ドル(約31億円)をかけ、10年以上に及ぶ修復工事により、傾きが頂上部分で垂直線に対し40.6センチほど傾斜角度が矯正され、一般公開されることとなった。この工事によって、あと、300年は工事が必要ないとの事。

今後は、入場者は1度に30人ずつに制限されているので、かなりの混雑が予想されます。


 

12/18 ヘーホー空港滑走路工事(ミャンマー)

インレー湖への観光に利用されるヘーホー空港が滑走路拡大及び延長の工事を始める関係で、 12月1日より毎日15:30から空港をクローズするため、15:30以降のヘーホー発着が出来なくなりました。工事期間は1、2ヶ月かかる予定です。 ヘーホー空港発着の午後便がなくなる関係で、午前便の発着時間が多少変更されることがあります。利用される予定のある方は旅行会社で事前に確認してください。


 
12/18 ユーロ、市民向け硬貨配給始まる(ヨーロッパ)

来年1月1日のユーロ流通を控えた欧州で12月14日から市民向けの硬貨配給が始まった。新通貨に慣れ親しんでもらうためで、フランス、アイルランド、オランダを皮切りに、EU圏内12カ国で硬貨の販売が始まった。オランダでは無料配布も行われ、お祭り気分に沸いた。

一年前は普及が危ぶまれたユーロですが、現在ではほとんどのレストラン、店でユーロ表示が進み、市民もかなり慣れ親しんでいるようです。


 
12/07 トンガ消滅の危機(トンガ)

近年の海水面の上昇により、トンガが消滅の危機に瀕しています。南太平洋に浮かぶ島々で構成されたこの国は、標高が1〜2mしかなく、このまま行くと10年ほどで国土の維持が難しくなるとの事。トンガ政府は移民先を探していて、ニュージーランド政府と交渉中との事です。

地球温暖化現象がとうとうここまで来たかという感じですね。


 
12/07 ハリー・ポッターのゆかりの地(イギリス)

コットランド出身の女性、J.K.ローリングが書いた「ハリー・ポッター」シリーズは、97年に英国で第1巻が出版されるや瞬く間に世界中に広がり、現在全世界で10,000万部を越える史上最高のベストセラーとなりました。

日本でも話題沸騰のハリーポッターですが、イギリス政府観光局の公式サイトUKNOWでは映画の公開情報、ロケ地情報、そのほかハリー・ポッターに関する様々な情報を紹介しています。興味のある方はチェックしてみては。

https://www.uknow.or.jp/bc/harrypotter.htm


 
12/07 友好橋の通貨可能時間の変更(ラオス)

2001年10月15日より、友好の橋の通過可能時間が22時まで延長される事になりました。これによってバンコクから最終便でウドンターニーに到着しても、同日に入国できるようになりました。

国境でビザを取得できます。要写真1枚。


 
12/07 アブ・シンベルに近代的観光センター(エジプト)

アブ・シンベルに近代的な観光センターが完成しました。コンピューターグラフィックスでアブ・シンベル大神殿とその妻ネフェルタリ女王のアブ・シンベル小神殿の考古学的・歴史的背景を見る事が出来ます。

また、10月22日と2月22日の年2回だけ神殿の最も奥の至聖所に朝日が東から西へ一直線に差し込み4つの像を照らすソーラー・スペクタクルを鑑賞する事が出来ます。

入り口から差し込む朝日はまず大列柱室を照らし、その陽射しは前室へ移動し、やがて足元から、徐々にラムセス像を下から上へと照らしていきます。やがてラムセス2世、アメン神、プタハ神、ラー・ホルアクティ神の顔を照らします。世界中から観光客の集まるこの日は一大イベントとなり、お祭りのようになります。

南エジプトのハイライトであるアブ・シンベル遺跡、ぜひ足を運んでみてください。


 

12/07 海外渡航情報の大幅な緩和

アメリカテロ事件後の、アフガニスタン情勢を踏まえ、フィリピン、セブ島周辺、トルコ、エジプトなどの観光地の危険度緩和が大幅に行われました。ただ、現在においてもテロの可能性も含め様々な不安定要因が払拭されているわけではありませんので、危険度が緩和された国・地域についても、最新の情報を収集しつつ、引き続き安全対策には十分心掛けるようにとの外務省の通達がありました。

危険度が2になった国々の観光地では、日本大使館へのデモや、日本製品の不買運動まであったようで、こういった事も踏まえた形になっているようです。

詳細は下記へ

外務省ホームページ(渡航関連情報)
https://www.mofa.go.jp/pubanzen/