2002年2月

02/28 エボラ出血熱が大発生(中央アフリカ諸国)
02/28 政府と分離独立派が停戦合意(スリランカ)
02/28 黄金の三角地帯にゴルフ場(タイ)
02/28 大統領選挙後の政情混乱(マダガスカル)
02/28 政情混乱と、欧米による制裁(ジンバブエ)
02/28 ようやく内戦の停戦への動き(アンゴラ)
02/28 テロの館がブダペストに開館(ハンガリー)
02/28 反政府勢力ゲリラとの戦闘が多発(ネパール)
02/28 ゲリラとの全面戦争へ(コロンビア)
02/24 マカオ・タワーがオープン(マカオ)
02/24 マーライオンが引越し(シンガポール)
02/24 電話番号が8桁に(シンガポール)
02/24 友好の橋の通過時間の変更(ラオス)
02/24 世界遺産に初めて認定(イスラエル)
02/24 ユングフラウ地域が世界遺産へ登録(スイス)
02/24 アメリの世界を垣間見るツアー(フランス)
02/09 ハノイへの直行便が就航(ベトナム)
02/09 スイス航空が復活(スイス)
02/09 メコン世界遺産ルートが就航
02/09 入国ビサの廃止(スロバキア)

 
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2002

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02/28 エボラ出血熱が大発生(中央アフリカ諸国)

ガボンですでに55人の死者を出しているエボラ出血熱の発症地域が、人口密度が高い、ガボン北部の国境地域に拡大しているそうです。具体的には、エボラ出血熱の発症患者が、カメルーン、赤道ギニア、コンゴ共和国と接するガボン国境地域まで拡大しているそうです。

該当地域を訪れる可能性のある方は要注意です。


 
02/28 政府と分離独立派が停戦合意(スリランカ)

スリランカ政府と少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」が無期限停戦で正式に合意しました。無期限停戦は1983年の内戦本格化以来、初めてだそうです。

今後の和平協議への進展が期待されます。


 
02/28 黄金の三角地帯にゴルフ場(タイ)

タイ政府はタイ・ラオス・ミャンマーの国境地帯「ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)」にゴルフ場造成を検討しているそうです。ミャンマーの第1書記が提案したプロジェクトで、ルアク川流域の80ヘクタールの土地にコースを設置、国境の川越えコースを作る案も出されているそうです。
タイ・ラオス・カンボジアをまたぐ国境地帯の観光開発構想「エメラルド・トライアングル」プロジェクトは、国立公園内の開発を伴い、さらに、地雷が敷設されている地域もあり、議会で強い反発を受けていて、実現はまだまだ先になりそうです。


 
02/28 大統領選挙後の政情混乱(マダガスカル)

昨年12月の大統領選挙結果をめぐって政情が混乱しています。首都アンタナナリボのラベロマナナ市長が2月22日、独自の集計で現職のラチラカ大統領を破ったと主張し、大統領就任を宣言しました。それに合わせてアンドリアナリブ首相が23日、国家非常事態を宣言し、両勢力を押す民衆同士での衝突や、デモが発生している模様です。

今のところ、観光客を巻き込んだ事件は起こっていませんが、注意が必要です。


 
02/28 政情混乱と、欧米による制裁(ジンバブエ)

大統領による対抗馬である野党の「民主変革運動」のツァンギライ議長への国家反逆罪での告訴など、大統領選挙に向けた強権支配に対して、欧州連合と米国が相次いでジンバブエへの制裁を決めた。5月上旬のの大統領選挙に向け独裁体制を強めるムガベ政権は国際社会から孤立化、公正な選挙実施に悲観的な空気も強まる。

それに前後して、各地では、両派の支持派による襲撃事件が多発、治安も悪化している模様です。当地を訪れる方は要注意が必要です。


 
02/28 ようやく内戦の停戦への動き(アンゴラ)

アンゴラの反政府勢力、アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)のサビンビ議長の暗殺による死亡を受け、事実上の停戦と、和平への動きが高まっています。26年間に渡る内戦の停戦へ向け、仲介国のポルトガルによる停戦状態の維持と政治的プロセス再開の為、選挙実施も含め、両勢力の話し合いの場を設ける為の交渉が始まっています。


 
02/28 テロの館がブダペストに開館(ハンガリー)

ハンガリーの首都ブダペストしないに、テロによる犠牲者を追悼する博物館「テロ(恐怖)の館」が開館しました。博物館はかつてハンガリー・ナチ党や旧共産党の治安警察の本部が置かれていた建物で、館内には旧ソ連製戦車や拷問用具、テロ犠牲者の写真などが陳列されている。同地を訪れる方にはぜひ訪れて欲しい場所のひとつです。


 
02/28 反政府勢力ゲリラとの戦闘が多発(ネパール)

各地で起こっている反政府勢力のネパール共産党毛沢東主義派のゲリラ活動に対して、ネパール軍の掃討作戦が行われ、ゲリラ側に100人程度死者が出た模様です。政府は非常事態宣言の期限を3カ月延長し、反政府勢力の掃討作戦を強化しています。

無差別的なゲリラ活動が行われている為、旅行者が巻き込まれる可能性も高まっています。当地を訪れるのは事態が沈静化するまで待ったほうが良いかもしれません。


 
02/28 ゲリラとの全面戦争へ(コロンビア)

和平交渉の崩壊で政府軍による、左翼ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)の掃討作戦が始まり、緊張緩和地域内のゲリラ側の拠点が制圧され、それに対してゲリラ側は、無差別テロを起こす事を表明し、緊張が高まっている。実際に送電線の破壊など、インフラへの攻撃が活発化している。

首都を含め、治安は正常であるが、今後状況はいつ悪化してもおかしくないので、十分な注意が必要です。


 
02/24 マカオ・タワーがオープン(マカオ)

南灣湖の埋め立て地域にマカオタワーが2001年12月19日にオープンしました。マカオの街から中国本土、そしてパールリバーを越え香港はもとより、遠く55km先の地平線までが見渡せる338メートルのタワーは、世界で10番目の高さを誇るツーリスト・アトラクション。地上から233メートルのところには回転レストランやラウンジ、展望台が設けられています。

タワー展望台入場料は大人45パタカ、3歳から12歳までの子供が23パタカ、3歳未満は無料。

マカオタワーホームページ
https://www.macautower.com.mo/


 

02/24 マーライオンが引越し(シンガポール)

シンガポールの観光のシンボルといえば、上半身がライオン、下半身が魚の姿をしたマーライオン。このマーライオンが移転を予定しています。移転先はワン・フラトンのプロムナード近く。装いも新たに水を吹き出す雄姿を見られるのは2002年半ばの予定です。

それまではセントーサ島にあるビッグマーライオンでも見ましょう。


 

02/24 電話番号が8桁に(シンガポール)

2002年3月1日からシンガポールの電話番号が8桁になります。今まで7桁だった電話番号の前には「6」を入れて掛けるようにしましょう。ちなみにシンガポールは電話代が無料ってのはすごいですよね。


 

02/24 友好の橋の通過時間の変更(ラオス)

2001年10月15日より、友好の橋の通過可能時間が22時まで延長される事になりました。バンコクから最終便でウドンターニーに到着しても、同日に入国できるようになります。

ちなみに現在、ヴィエンチャン(ワッタイ)空港、ルアンパバン空港、友好橋の3ヶ所でアライバルビザが発給されます。料金は30ドル(休日およびオーバータイム時12:00〜13:00, 16:00〜20:00は31ドル)で、写真1枚が必要。


 

02/24 世界遺産にマサダとアッコーが認定される(イスラエル)

ユネスコでは世界の690箇所の世界遺産に新たにイスラエル国内の2箇所を登録すると発表しました。マサダは2000年近く前、ローマ軍に立ち向かうユダヤ人1000人がたてこもった要塞で、古代イスラエル王国のシンボルでもあります。アッコーはイスラム文化の都市デザインに特徴があり、曲がりくねった細い通りや建物、住宅にそれを見いだすことが出来ます。

イスラエル初の世界遺産登録になり、今後、さらに多くの登録が審査中とのことです。

ユネスコ(英語サイト)
https://www.unesco.org


 

02/24 ユングフラウ地域が世界遺産へ登録(スイス)

「ユングフラウ〜アレッチ〜ビエッチホルン地域 Jungfrau-Aletsch-Bietschhorn」が新しい世界遺産リストに登録されました。
ベルン州とヴァレー州にまたがる総面積約470kmに、アイガー・メンヒ・ユングフラウというスイスが誇る3名峰とスイス最大のアレッチ氷河(約24km)を抱く壮大な自然の芸術。雪と氷の織り成す迫力ある景観とともに、高山植物や動物などアルプスの多彩な生態系も貴重な自然遺産です。
すでに登録されている「ベルンの旧市街」「ザンクトガレンの修道院」「ミュスタイアの聖ヨハネ・ベネディクト会修道院」「ベリンツォーナの3つの古城と街を取り囲む城壁」に続いて、スイスでは5つ目の世界遺産、初めての自然文化遺産のカテゴリーでの選出となりました。


 

02/24 アメリの世界を垣間見るツアー(フランス)

日本でも今話題の映画『アメリ』。その舞台となった地域を巡るツアーが企画されています。空想の中でひとり遊びをしていた小さな女の子アメリ・プーランは、そのまま大人になってモンマルトルのカフェで働いている。彼女の好きなことは回りの人達の人生をいまよりちょっとだけ幸せにする小さな悪戯をしかけること。しかし彼女は、ニノとの出会いによってある日、突然混乱をきたす。人を幸せにするどころか、とろけるような優しい笑顔のニノにアメリはなかなか恋心を打ち明けることができない。アメリのもっとも苦手な現実との対決、不器用な恋に必要なのはほんの少しの勇気・・・・。

ツアーに参加すると、パリの見所を回るだけでなく、アメリグッズがもらえたり、アメリの働くお店のカフェクーポンがつくなど、特典があるそうです。詳しくは旅行会社で確認ください。

HIS(アメリのツアー情報)
https://www.his-j.com/tyo/epica/europe/epc1601am.htm


 
02/09 ハノイへの直行便が就航(ベトナム)

6月29日より、ベトナム航空が、成田-ハノイ線を週4便で就航する事を発表しました。これにより、ハロン湾やサバなどへのアクセスがかなり便利になりました。但し、一部JALとの共同運航になります。

ベトナムの首都ハノイへアクセスできるようになればさらに旅の幅が広がりますね。


 
02/09 スイス航空が復活(スイス)

昨年10月に破綻したスイス航空(SR)を引き継ぐクロスエア(LX)は3月31日の夏期スケジュールから、ブランド名「スイス」として世界60カ国、123都市で運航開始すると発表した。新会社の名前は「クロスエア」から「スイスエアラインリミテッド」に変更する。

新しいロゴは、従来通り赤と白のスイス国旗のデザインを基調としており、機体側面には英語の“SWISS”の右横にスイスの公用語(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマニッシュ語)それぞれのスペルが印され、SRが掲げていた「高品質」「国際性」「国民性」のイメージを引き継ぐ方針。


 
02/09 メコン世界遺産ルートが就航

バンコクエアウェイズが2002年7月より、メコン圏にあるの世界遺産を結ぶ、メコン世界遺産ルートが就航する予定です。予定ではバンコク(BKK)−スコタイ(THS)−ルアンプラバン(LPQ)−ダナン(DAD)−シェムリアップ(REP)−バンコク(BKK)が結ばれ、メコン圏の世界遺産を思う存分堪能することができますよ。


 

02/09 入国ビサの廃止(スロバキア)

3月22日(金)より、日本人のスロバキア入国ビザ(査証)が不要となります。 条件は、90日以内の商用や観光目的での滞在の場合、パスポート残存有効期限が3ヶ月以上あればビザが不要となります。

ドイツ、オーストリアなどを含め、中欧諸国の旅がよりスムーズに、ダイナミックに出来そうですね。