2002年5月

05/30 連邦を解消、国家連合へ(ユーゴスラビア)
05/30 作業終了の式典へ(アメリカ合衆国)
05/30 列車事故の死者205人以上(モザンビーク)
05/30 外務省、渡航延期を勧告(インド)
05/20 今世紀初の独立国に(東ティモール)
05/20 猛暑で死者600人以上(インド)
05/20 ウガンダ反政府勢力の活動活発化(スーダン)
05/20 日本人男性の刺殺事件(ミャンマー)
05/10 エジプト航空機が墜落(チュニジア)
05/10 中国北方航空機が大連付近に墜落(中国)
05/10 フェリー事故で死者450人(バングラデシュ)
05/10 反政府組織が一方的に停戦発表(ネパール)
05/10 住民巻き込む旅客機事故(ナイジェリア)
05/10 邦人の刺殺事件(ニューカレドニア)

 
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05/30 連邦を解消、セルビアとモンテネグロの国家連合へ(ユーゴスラビア)

ユーゴスラビア連邦議会は5月31日、EUの仲介で連邦を解消し、セルビアとモンテネグロの両共和国で構成する新たな「国家連合」を作る協定を上院と下院でそれぞれ賛成多数で採択し、批准した。既に両共和国議会も合意を承認しており、45年に故チトー大統領の指導下で成立したユーゴ連邦の名称消滅が確定した。



05/30 貿易センタービル跡地で作業終了の式典へ(アメリカ合衆国)

ニューヨーク市は5月30日、同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルの現場で、行方不明者の捜索や、がれきの除去作業の終了を告げる式典を開く。

犠牲者の家族、救助活動に携わった消防、警察関係者ら数千人が参加し、追悼が捧げられるイベントとなった。作業には約7億5000万ドル(約960億円)が投じられた。



05/30 列車事故の死者205人、負傷者400人以上(モザンビーク)

アフリカ南部のモザンビークからの報道によると、同国の首都マプト近郊で25日起きた列車事故の死者は少なくとも205人となり、負傷者は400人以上に達した。死傷者はさらに増える可能性がある。旅客車両と貨物車両が連結された形で出発した後、切り離された双方が衝突したとみられる。



05/30 外務省、渡航延期を勧告(インド)

退避勧告も継続外務省は1日、パキスタンとの緊張が高まっているインドについて、北部カシミール地方を除く全域に渡航延期を勧告した。同地方に出している退避勧告は継続。パキスタン全域には既に渡航延期を勧告している。



05/20 今世紀初の独立国に(東ティモール)

インドネシアの併合・統治を経て国連の暫定 統治下にある東ティモールで、19日夜、独立記念式典が行われ、20日に今世紀初の独立国となった。

ディリ郊外の式典会場では、19日夕から約10万人の市民によるミサで祈りをささげた後、 クリントン前米大統領、メガワティ・インドネシア大統領、ハワード豪首相ら約80か国から の要人も出席して記念式典が行われた。コフィ・アナン国連事務総長から統治権限を委譲されたグテレス制憲議会議長が午前零時に独立を宣言。次いで、シャナナ・グスマン 氏が初代大統領に正式に就任し、国民向けの演説を行った。

今後は、アセアン加盟など、国際社会への参加を進めていくようです。



05/20 猛暑で死者600人以上(インド)

インドで連日、最高気温が50度近くに達する記録的な猛暑が続き、南部アンドラプラデシュ州では少なくとも622人が脱水などで死亡した。過去4年間で最悪の熱波だそうです。

熱波は続き、被害はさらに広がる模様。



05/20 ウガンダ反政府勢力の活動活発化(スーダン)

ウガンダの反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」が、 スーダン南部で少なくとも300人を殺害した模様です。
特にスーダン南部で行われた葬式の参列者で、埋葬前の遺体を調理し食べることを強要されたうえ、射殺されたという。

LRAは、予言者を自称する指導者ジョセフ・コニー氏が率いる反政府勢力で、1987年以来、ウガンダ北部でウガンダ政府軍との戦闘を展開している。コニー氏は、ムセベニ大統領の政権転覆と、旧約聖書の十戒を基盤とする国家の樹立を目標としている。LRAは、スーダン南部を拠点に活動し、少なくとも1万2000人の子どもをら致したとみられている。

恐ろしい話ですね。



05/20 日本人男性の刺殺事件(ミャンマー)

ヤンゴン市内のインヤレイクホテルの客室で5月13日、日本人男性と若い現地人女性の刺殺体が発見された。警察関係者によると、男性は三菱商事ヤンゴン駐在事務所の山之口所長で、1996年から同室を長期滞在先として利用していた。遺体には20回以上刺された跡があり、発見まで2日以上放置されていた可能性もあるという。

警察当局によると、現地人女性の夫の犯行として逮捕した模様です。



5/10 エジプト航空機が墜落(チュニジア)

エジプト航空のボーイング737 ─500型機(乗客・乗員62人)が、チュニジア・チュニスのカルタゴ空港へ着陸を試みようとして墜落し、少なくとも20人が死亡した。目撃者によると、墜落機は、霧の中、チュニスのナフリ地区に墜落し、多数の死傷者が出た模様です。



中国北方航空機が大連付近に墜落(中国)


北京発大連行きの中国北方航空機が5月7日午後9時24分ごろ、中国北部・遼寧省大連市の大大連空港の東約30キロの海上に墜落した模様です。日本人を含む同機には乗客103人と乗員9人が乗っていたとみられるが、全員の安否は絶望的だそうです。



05/10 フェリー事故で死者450人(バングラデシュ)

5月3日夜にバングラデシュ南部メグナ川流域で起きたフェリー「M.V.サラフディン―2」沈没事故で、これまでに369人の遺体が収容された。遺体が発見されていない死者は少なくとも100人とみられており、死者は450人を上回る模様です。事故の原因は不明だが、フェリーの定員は310人だった為、極端な定員オーバーが一因と見られる。

今回の事件は、1986年、600人の死者を出した国内史上最悪のフェリー事故に続く惨事です。



05/10 反政府組織が一方的に停戦発表(ネパール)

ネパールの反政府武装組織「ネパール共産党毛沢東主義派」は1カ月間の一方的停戦を発表した。Eメールで同派指導部から同国の複数の新聞社あてに送信された停戦発表によると、5月15日から1カ月停戦するとしている。停戦理由には触れていないが「政府側が攻撃してくるようなことがあれば、闘争を再開する」としている。

ネパール政府軍の反政府ゲリラ掃討で多数の死者を出し、政府側は掃討作戦が大きな成果を挙げており、作戦終了も近いことを示唆し ている。

早くが終息して欲しいものです。



05/10 住民巻き込む旅客機事故(ナイジェリア)

ナイジェリア北部のカノで4日、ジョス発カノ経由ラゴス行きの国内線旅客機が離陸直後に住宅密集地に墜落し、乗員乗客76人全員と地上の住民ら合わせて100人以上が死亡した。救急当局者らによると、事故機は複数の民家のほか、イスラム教のモスクと学校に激突。同校ではちょうど授業が終わり、児童らが帰宅しようとしていた矢先の出来事だった。民家のがれきの下からこれまでに少なくとも40人の遺体が収容された。ナイジェリア政府の要人も乗っていた模様です。



05/10 邦人の刺殺事件(ニューカレドニア)

ニューカレドニアでも有数の観光地であるイルデパンで5月6日、日本人旅行客の草間美香さんの遺体が発見された。この事件に関連して、警察当局は地元の男2人を逮捕した。草間さんの死因などは分かっていないが、警察は2人が草間さんに話し掛けていたという地元住民からの通報により逮捕した模様。2人以前から、神聖な場所として遺体が発見された島へ、外国人旅行者が訪れる事に嫌悪感を覚えていたようで、以前にも旅行者へ嫌がらせなどをしていた模様です。

悲しい事件ですね。ただ、この事件でで、ニューカレドニアの魅力が失われた訳ではないですよ。