ノースアメリカ

ノースアメリカ全般

 グアテマラ

 メキシコ

 アメリカ合衆国

 

世界中の国で起こりうる比較的ポピュラーなトラブル事例を紹介。

 
地域別

地域ごと、国ごとに特徴のあるトラブル事例を紹介。

 

旅行中にかかり易い病気や怪我の症状や対策、気を付けてほしい事などを紹介。

 

 

比較的快適に旅が出来る地域です。ただ、スリや詐欺というのはあまり無く、他の地域に比べて強盗など凶悪犯罪の発生件数が多いです。ご注意を。よくある話ですが、もし強盗に襲われたら、抵抗せず、100$程度のお金をすぐ渡す心構えを持っておきましょう。もちろん、教われるようなところに行かないのがベストですけど。

中米などは治安があまり良いとはいえません。10年ほど前まで政情が不安定な国もありましたし、犯罪件数も比較的多いです。ただ気をつけて旅をすれば問題ないとは思います。都市部ではスリなどがかなり多いです。財布はズボンの後ろポケットなどに入れず、前のポケットに入れ、お金の出し入れは人に見せないようにしましょう。

スリ、詐欺などの軽犯罪に注意を要する国
アメリカ合衆国、カナダ、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、パナマ、ホンジュラス、メキシコ、キューバ

体調管理に気をつけてほしい国
中米諸国

治安に注意が必要な国
エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、パナマ、ホンジュラス、メキシコ

渡航に適さない国
特に無し

  GUATEMALA
   
先 住 民 の 襲 撃
 

マヤ文明とインディヘナの文化が色濃く残るグアテマラ。特に地方都市へ行けば、市場などには周囲の村々から数多くのインディヘナが集まり、賑わいを見せ、それを目当てに現地を訪れる旅行者も多いでしょう。但し文化、習慣の違い、行き違い、誤解などによりとんでもない事が起こる事があります。

マヤ先住民は、子供に(特に赤ちゃん)カメラを向けられると、非常に嫌がります。シャッターを切り、写真を撮影すると、子供の魂が抜かれてしまうと未だに信じられているからです。

そこに、現地の人々に広まった噂が拍車をかけてしまいました。現地では昨年4月末、カルト的な宗教集団が女性をさらって殺害したと伝えられ、今年も同じ時期に宗教集団が人をさらうのではないかとのうわさが流れていたようです。

現地を訪れていた邦人旅行者が無為に写真を撮り続けていました。そして、何かのきっかけで、若い母親が「子供が奪われる」と叫び、逃げる邦人旅行者を住民が追いかけ、おので切りつけるなどして殺害しました。

地元警察によると、先住民の集団による殺人は前例がなく、女性の叫び声だけで集団で投石などを行った今回の行動は全く予想しがたい異常な行動だったと報告しています。

観光客への事前インフォメーションが足りなかった事や、日本人が想像しうるかけ離れた生活をしている先住民達にとって、先進国の観光客が持ち込んでくる機械類はとても恐怖を与えるものでと言う事が遠因かと思います。

旅行者の少ない土地を訪れる際には、現地の事を十分調べ、また、出来れば双方の理解をし得る日本人ガイドをつけるなどの対策をするのが賢明かと思われます。

 
  MEXICO
   
地 下 鉄 で の ス リ
 

太陽の神殿メキシコシティには縦横に地下鉄が走っています。旅行者にとっても便利な交通手段なのですが、この地下鉄でのスリの被害が非常に多いそうです。

手口は簡単、列車の混雑を利用して、バックなどから貴重品を抜き取ると言うものです。特に列車が停車する寸前に狙い、そのまま列車から降りて逃走すると言うケースがほとんどです。

対策としては、バックパックなどは体の前に掛け、ガイドブックを見たりして緊張を解かないようにしましょう。ガイドブックを見ているだけで旅行者だとわかりやすいので、見るのは最低限にして、スリに付け入られないようにしましょう。

 
  USA
   
空 港 で は ご 用 心
 

タイムズスクエア主に日本人観光客を目当てにした、寄付金詐欺が横行してます。

その手口とは、ボランティアなどと言って、料理の本をただで配っている、といって本を渡すと、日本に行った事がある、などとさも日本に親密感があるように話し、最後には実際に存在する団体などを挙げて、写真などをしめしながら100ドルや1000ドルといった高額な寄付を求めてくるという手口です。

普通はここで断れば終わりなのですが、そうすると、今あげた本の代金分だけ寄付してくれといってきます。そうして10ドルといった単位でお金をせびり取るといった手口です。空港でも、「ここで寄付を募る人間は空港とは一切かかわりが無い」という表示があり、もちろん実態の無い、もしくはうそを語った犯行のようです。

対策法は、こういった類のものは一切無視する事です。帰国時などに狙われるようですが、気持ちを引き締めて、変な勧誘などには乗らないように。さらに付け加えれば、割とお金を持っていそうな、隙のありそうな人を狙っているので、どんな事でもそうですが日本国内とは違うので、目立った服装、行動は避けましょう。

   
ホ ー ル ド ア ッ プ
 

ニューヨークなどアメリカの大都市では、華やかな部分とそうでない部分があります。旅行者って訳でもなく、誰でも狙われるのです、ただ何も知らない旅行者は知らずに危険地帯に入り襲われるケースが多いです。

手口としては簡単です。人通りの少ない通りで、1人ないし複数犯による強盗です。ピストルの場合や、ナイフの場合などありますが、相手は場合によってはすぐ襲ってきます。

対策としては、夜の街歩きは繁華街だけにして、ホテルまでの移動は必ずタクシーなどを使いましょう。また、絶対人通りのない道には入らないことです。そして地元でそういった情報を把握しておく事が大事です。

また、仮に襲われてもいいように、100$などを入れたスペアの財布を渡したり、もともと高額な金額は持ち歩かないことです。まったく持っていない場合は命の危険があるので、100$程度は持っておきましょう。そして絶対反抗しない事です。

   
危 険 地 帯
 

アメリカの都市には、スラム街など、治安の悪い地域がかなりあります。アメリカ人でも立ち寄らないこういった地域に旅行者が入るのは命取りです。自分では気がつかずに、繁華街からちょっとそれたところに入ってしまい、被害に遭うといったケースが多いです。

強盗は単独であったり複数によるものですが、ピストルなど凶器を必ず持っているので抵抗などは絶対にしないようにしましょう。そして、あらかじめ100ドルぐらいが入った予備の財布を持っていて、財布ごと渡せば、最悪の結果だけは免れます。

特に夜は昼は安全な地域でも地元の人でも出歩かない場所になったりします。夜間の外出はホテルから目的地までタクシーでの往復を前提に行動してください。